いただきます!

 日本人は食事をする前に、必ず「いただきます」を言う。「いただきます」という言葉が謙譲語であるため、この挨拶の背景にはしばしば感謝の心があると指摘される。もっとも直接的な感謝としては、食事の提供者や農業・労働・調理にかかわった人への感謝があげられる。

私たちはいつも自分の生活を支える食べ物、それを生み出す天地の恵み、そして自分に関わっているすべてのものを感謝しています。

衣類を大事に

自然から頂くのは食べ物だけではなく、天然の素材も、洋服やカーテン、タオルなど、日常のさまざまなところで使われています。これも私たち大切と感謝するべきの自然からの贈り物です。

天然繊維と化学繊維の違い

天然素材とはその名の通り、自然界に存在するものの繊維を使って作られる素材のこと。大きく分けると、ウールやシルクなどの「動物繊維」、そしてリネンやコットンなどの「植物繊維」の2種類があります。

化学繊維も、大きく分けると2種類あります。ひとつは石油系を原料とする「合成繊維」、もうひとつは木材などを薬品で溶かして再生する「再生繊維」です。

天然繊維と化学繊維は一見見た目は同じように見えますが、使用しないと分からないような違いがあります。それぞれの主な特徴を以下の表でチェックしましょう。

天然素材ならではの3つの特徴

天然素材には、化学繊維にはないさまざまな魅力があります。どのような特徴があるのか、より詳しく見ていきましょう。

【特徴その1】吸湿性と保温性に優れ、快適な使い心地

天然素材は吸湿性・保温性に優れていて、季節を問わず快適に使うことができます。特に、リネンやコットンのような素材は繊維の中が空洞になっており、通気性が抜群。夏は風を通して涼しく、冬は空気を含んで温かく使える素材が多いです。

【特徴その2】清潔に保てて、肌に優しい

吸湿性に優れている天然素材は、肌への負担が少ないこともうれしいメリット。石油や化学薬品を原料とする化学繊維とは違って蒸れにくく、リネンやコットンにはやわらかな肌触りのものが多くあります。また、静電気が発生しにくくほこりが付きづらいので清潔に保てます。

【特徴その3】時間とともに風合いが変化する

肌に触れたときの上品な質感は、天然素材ならでは。化学繊維にはないナチュラルな素材感や自然の風合いを楽しむことができます。そして、その風合いは時間とともに変化し、使えば使うほどなじんできます。経年による変化を楽しみながら、飽きずに長く愛用できるでしょう。

代表的な3つの天然素材の特徴について

「コットン」は、木綿植物の種子につく綿花を使って作られる素材です。コットン素材の生地は吸水性が高く、汗をよく吸い取るので赤ちゃんの肌着に使われることも。やわらかな肌触りで、年齢を問わず快適に身につけることができます。

麻は、植物の茎の繊維を使って作られる素材です。そんな麻素材の一番の魅力は、さらっとした独特の肌触りです。繊維の中が空洞になっている構造のため、吸湿性・速乾性・保温性に優れ、使い心地は一年中快適。暑い夏はひんやりと、寒い冬は温かく使うことができます。

「シルク」は、蚕の繭から取れる繊維です。天然繊維のなかでは特に細く、そのきめ細かさは他に類を見ません。「繊維のなかで最も美しい」と言われ、高級素材としても知られています。そんなシルク素材の魅力は、上品な質感となめらかな肌触りです。光沢のあるドレープは高級感にあふれ、品の良さを演出してくれます。また、保温性・保湿性・発散性にも優れ、夏はさわやかに、冬は暖かく使える点もうれしいメリットです。

天然素材は種類によって特徴が異なり、適した使い方もさまざまです。素材ごとの違いを知ることで、自然由来の製品をより楽しめるようになります。

それぞれが質感と機能性の良さを兼ね備えた、優しさあふれる天然素材。毎日のくらしに取り入れれば、きっとその魅力に気付くことでしょう。

                        
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